Stunning artists academy 代表

斉藤 敏弘

実験的な舞台から商業演劇、TVドラマ、
CMと様々な分野で俳優としてキャリアを築いた後にプロデューサーとして活動を開始する。

現在は脚本執筆、舞台演出も手がける。

外国人演出家 Deborah Ann DeSnoo の片腕として、
20年に亘りほとんど全ての作品プロデュースを行う。

現在は、国際的に活躍でき、映像は勿論のこと、
舞台でも演技ができる俳優を本格的に育成するStunning artists academyの立ち上げに携わる。

S.a.a.は、俳優育成を行うだけではなく芸能プロダクションを併設し、
俳優のキャリア形成までも実現するという前例のない俳優事務所である。

人を育てること、この当たり前に真摯に取り組む。

 

中国・唐中期を代表する文人、韓愈(かんゆ)の「雑説(ざつせつ)」に

世有伯楽 然後有千里馬。

世に伯楽ありて、然る後に千里の馬あり。
千里馬常有 而伯楽不常有

千里の馬は常にあれども、伯楽は常にはあらず。

の一節があります。

名馬を見分ける伯楽がいてこそ、初めて名馬が世にでる。

名馬は常にいるものだが、実は伯楽は常にはいない・・・

 

韓愈(かんゆ)の「千里の馬」を「才能ある若者」に、「伯楽」を「志ある指導者」の言葉に置き換えると、

現代の「芸能を志す若者たち」を取り巻く環境が見えてきます。

 

若者たちと出会うとき、私たちは常に驚きをもって接します。

なんと才能に溢れた若者の多いことか!

それに比して世に出る若者のいかに少ないことか!

 

韓愈(かんゆ)は「雑説(ざつせつ)」でこう続けます。

馬之千里者 一食或尽粟一石

食馬者 不知其能千里而食也

千里を走る名馬は、時には一食に穀一石を食べ尽くしてしまう。

しかしながら馬の飼い主は、その馬が千里を走る能力があることを知って育ててはいない。

だから食物を十分に与えない。そして名馬は千里を走る才を発揮できないまま埋もれていく・・・

 

才能ある若者は、普通じゃないのです。頑固だったり、貪欲だったり、好奇心が旺盛すぎたり、

大食らいだったり・・・実に面倒くさいのです。でもその面倒くささに接することが楽しみであるはず

指導者は、志ないままに才能ある若者を指導する為、彼らの逸脱が許せない!

そして、自分の許容できる範疇に彼らを押し込め・・みごとな駄馬の出来上がりというわけです・・・

 

「演技は教えることができない。」と巷では言われています。

私たちはこの言葉に挑戦します。

演技の世界ではまだまだ「世界の常識、日本の非常識」が横行しています。

演技に関して、ごくごく基礎的な情報がいまだ普及していません。

演技の基礎をしっかりと身につけ、その上に自分の個性をのせていく・・・

そんな当たり前のことを、当たり前にやるだけで、プロとしてやっていくことができるようになるはず。

私たちStunning artists academyは、誰も目指そうとしない「俳優を育てる」に真摯に取り組みます。

私たちは伯楽となり、一人でも多くの「千里の馬」を育てます。

人を育てること。この当たり前に私たちは真摯に取り組みます。

1996年

国民文化祭 富士オープニングセレモニーの演出助手を務める。

1997年

お台場特設テントでロシアのサーカスパフォーマー、アメリカのダンサー、ミュージシャンを
起用したサーカス&ミュージカル「ドリームエンジェル」の芸術監督補佐として制作に参加、半年間で50万人を動員。

1998年

「天使の庭」のプロデューサーを務めた。

六本木 芋洗坂下のストライプハウス美術館全館を借り切り、世界的なテキスタイルアーティスト新井 淳一氏をはじめとした
多くのアーティストの作品の展示と、その作品を使った観客参加型の芝居を上演。

演劇とアートの斬新なコラボレーションを試み、大成功を収め、新聞、TVなどメディアで広く紹介された。
好評につき2000年初頭にも「天使の庭II」(芸術文化振興基金助成作品)が続編として上映された。

2002年

PBS(米国公共放送局)のドキュメンタリードラマシリーズ『JAPAN: Memoirs of a Secret Empire/ もののふたちの記憶』の
Producer in Japan として日本全国での延べ1000名を超える俳優を起用し撮影を敢行。海外で高い評価を獲得する。

エミー賞ドキュメンタリー部門にノミネート

IDA(国際ドキュメンタリー賞)受賞(国際交流基金獲得)

2008年

NHKとプラグイン2(米国)国際共同制作作品「Skeletons in the Closet/ 異界百物語」では、
プロデューサー及びセットデコレーター、演出補として番組制作全般に関わる。

一般社団法人 日本映画テレビ技術協会「柴田賞」受賞

2010年

長野県 北安曇郡 小谷村に伝わる伝統芸能を使った創作民俗劇を棚田、竪穴式住居が散財する河川敷で上演。
2010年度総務大臣賞受賞

2011年

2年連続で「利賀演劇人コンクール」に出場を果たす。

2013年

20年に1度開催される伊勢神宮の式年遷宮に、長野県 北安曇郡 小谷村(おたりむら)から70歳を超えて単身赴任し、
5年にわたり奉職したかやぶき職人をおいかけたドキュメンタリー「KAYABUKI」を企画・監督・プロデュース